新宿駅などで集合してから、宮城県や福島県の被災地へ、さらに、活動現場先まで直接バスで移動します。作業現場へ、視察先へ、宿泊施設へと、そしてまた、関東に戻ってくるまで、長い時間を過ごしていただくことになります。
特に、行きは夜行運転となります。300km以上では、ドライバーは2名以上で交替して向かいます。
東日本大震災以降、ボランティア・ドライバーのご協力により、100回以上のボランティアバスを実施し、一度の物損事故もなく安全に運転して、活動の目的を達成してきました。
ボランティア・ドライバーの方には、安全に運転していただくことはもちろんの事、ハード面においても積極的な取り組みを行っていきます。
■安全な車両
使用するバスは、法定点検を事業用扱いの点検が3か月ごと実施されています。
対物無制限、搭乗者傷害保険にも加入しています。
また、高速道路ではサービスエリアでの休憩ごとに、車輌の安全点検を実施しています。
■運行記録装置・運転支援装置・警報装置
運行記録装置として、車外の撮影用カメラ(ドライブレコーダー)と共に走行データ(前方の映像、車内の音声、走行速度,3方向の加速度,位置情報)を常時記録・監視しています。
また、安全装置・機能を搭載し
・一定の速度超過(110km/h以下で走行)
・急ハンドル、急ブレーキ
・高速走行時の車間距離
・高速走行時の車線逸脱、ふらつき
など異常を検知すると、運転者・同乗者にむけて、警告・安全確認を行います。
■居眠り運転警報装置
運転者の目の動きを、赤外線対応CMOSイメージセンサー搭載カメラで監視しています。
0.4秒間目を閉じた場合、アラーム音により警告します。
■車内の快適装備
・プラズマクラスターイオン発生装置による、脱臭・除菌・抗ウイルス・アレルギー物質の不活性化策を講じています。
・使い捨てマスク・歯ブラシを希望者に配布しています。
参加者には、無料で利用していただいているバスですが、安全を第一に実施しています。